詩歌 / SHIIKA
其の一
歌しか歌えなかったんじゃないんです。
歌を歌いたかったんです
負けるのが怖いんじゃないんです、
負けて自分がダメになるのが怖いんです
男なら黙って行動するもんです
ペラペラ言う奴に限って逃げ道を用意してある
たった一曲の歌が人の人生を変える事もあるんです
涙を流すことはカッコ悪いことでしょうか?
嬉しいとき、悲しいとき、自分でコントロール出来なくなった時
涙が溢れるのです
悔しい目にあった時、知らず知らずの内に拳を握りしめてなかったですか?
だとしたら、まだまだ捨てたもんじゃありません
夢を見てる人は、夢から覚めるのが一番怖いんです
僕は暇さえあれば頬をつねってます
僕の本当の、ほんとうの気持ちは僕自身にしか分からないように
あなたの気持ちも、あなた自身にしか分かりません
表現して下さい。僕は歌詩で
何でもかんでも知ってる人は、なんか信用できない
それしか知らないようで
あたり前の事を、あたり前のようにやってる奴に限って
あたり前の人間じゃない
いつも流されて生きてきたけど
いつも時代を企んでいた
愛を語れますか?幸せを語れますか?
僕はよく、仲間と夢を語ります
不安はあるけど、それに負けない自信がある
よく人に「お前は何も考えてない」と言われるけど
考えないようにしてるんです。つらくなるから
僕は親の背中を見て育った
人を幸せにしたかったら、まず自分自身が幸せになる事
朝起きて始めにする事は、窓を開けて外を見るんです
晴れか雨か
「ポケットに手を突っ込んじゃダメ」と、よく言われたけど、
外に出してると不安になるんです。こぼれそうで
歌を歌わせたら誰にも負けない。そう思って歌ってます
愛よりも深い恋がしたい
「人並みが一番幸せ」なんて、腐ったセリフを吐くんじゃねぇ!
あと数十年も経てば、日本の全ての人が
戦争を知らない国になる。
それで、どうやって平和を語るのだろう
人はなぜ生き方にこだわるのか?
僕は死に方にこだわる
今まで、あなたが唇から漏らした言葉全てに責任がもてますか?
人は無責任だなぁ
この僕の歌でどれだけの人の心が動くのだろう?
僕はよく笑います。よく怒ります。よく泣きます。よく人を騙します。
よくものを盗ります。よく嫉妬します。よく間違えます。よく夢を見ます。
僕は人間です。
「夢にしがみついてる」と言ったら失礼だけど
そんな人達は「いつか必ず...」と信じてがんばっているんです
そんな人に会ったら心の中で一言いって下さい
「がんばれ!」
夢を見るのは簡単なんです
夢を見続けるのが死ぬほど苦しいんです
「束縛するから逆によけい反抗する」と言うけれど
世界一自由な国アメリカは、犯罪もまた世界一である
大人達はよく「今の若者は理解出来ない!」と言うけれど
僕は大人達に言います。「あなた方の企みは丸見えです。」
親のために生きてるわけじゃないけど、いつも見ていて欲しい
子供の頃見た夢は野球選手、次は空手家、そして今は音楽
道は違うけど、気持ちはちっとも変わってません
君は僕の何が欲しいんだい?
優しさ、冷たさ、お金、...それとも「愛してる」と言う言葉かい?
僕は君がそばにいるだけで十分なのに
「親なんか関係ない!」ウソでも僕は許せない
心を表す言葉が欲しい
何処まで行けば満足するのだろうか?
行き着く場所はあるのだろうか?